液晶ビューファインダー

一ヶ月以上も更新が滞ったのは初めてです。
このところバイオリズムが芳しくないですね。
なんとかこの鬱閉した状態を打破したいのですが。

さて、前回ちょっとだけふれた液晶ビューファインダー(EVF)の新製品。
EPSONからぞくぞくと発表されております。

電子ビューファインダー向け
超小型・高精細高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル量産開始
- 光学ビューファインダーを代替、デジタルカメラの小型・薄型化を実現 -


電子ビューファインダー向け
0.52型QHD高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル開発
― ULTIMICRONシリーズ第2弾、カムコーダー用途に適したワイドパネル―


どの製品で載せてくるのか楽しみにしていたところ、
オリンパスのE-P2の外付けファインダーが、どうやらこれのようです。
一方、リコーのGXRのものは、自社生産でしょうか?
これもなかなかよさそうですね。

パナソニックのG-1が出たときに、ついにEVFの時代が来た!と思ったのですが、
GF-1の外付けEVFがどうしようもないシロモノで・・・一歩後退。
そして、オリンパスE-P2、リコーGXRで再び躍進と。
確実に進化を遂げています。

【無題】
無題

わたしなどは、光学ファインダー(OVF)に慣れきっているため、
使うとしたらEVFよりはまだOVF派なのですが、
解像度やコントラストの問題はかなり解決してきましたし、
一番の問題であるタイムラグも、解決は時間の問題でしょう。

それよりも、暗いレンズでも明るく見える、
暗闇でも視野が確認できる、
ボケ量がリアルタイムで確認できる、などなど、
EVFが今後も改良されていくならば、その将来性は計り知れないです。

デジタルがフィルムをほぼ駆逐してしまったように、
100年以上も続いてきた、「すりガラスでピントを合わせる」という時代も、
そろそろ終焉をむかえるのかもしれません。

それでもわたしはフィルムが残る限り、
メカニカルのフィルムカメラは使い続けますけどね。
やはりそれぞれに、よさはあります。
 

分担執筆

本日発売の
山渓カラー名鑑「日本の野草」増補改訂新版』で、
ネコノメソウ属4種の解説を担当しました。

分厚い図鑑なので
どこにいるか探すほうが大変かも・・・
 

最近のカメラ雑感・1

世間では不況だと騒がれているが、
カメラ業界は何かとにぎやかだ。
(買えないけど)気になる機種が続々と発表・発売になっている。

ニコンD3S
最高感度ISO102,400という、ついに10万超えを果たしたカメラ。
フィルム時代には、TRY-Xを増感しまくってISO3,200で使った、
などということがカメラ雑誌の記事になったりしていたが、
今の世代からはそれがどうすごいの?といわれてしまいそうだ。
そろそろISO感度の桁切り上げも必要なのでは?
フラッシュのGN計算がめんどくさそうだ。

キヤノンEOS7D
とにかくこのカメラは右手親指側グリップの改良がすべてだ。

【ミニ墓地】
ミニ墓場

キヤノンパワーショットS90
画素数をおさえてノイズとダイナミックレンジ対策に注力したことと、
レンズ外周リングでパラメータが変更できるようにした操作性がいい。
遊んでいた左手が有効活用できる。
しょせんコンデジで撮影中に操作する部分なんて、
ズームと露出補正くらいなものだ。
これが左右の手それぞれで分担してできるのはうらやましい。

パナソニックGF1
デザイン的にはまったく興味がないのだが、
外付けのEVFが付くのはおもしろい。
ただし、のぞいた感じだと、ちょっと解像度がもの足りない。
G1と同じくらいのものが入ると、なおよかった。

そうそう、EVFといえば・・・
長くなったので次回につづく
 

福島県天栄村 湯本地域でオキナグサが減った理由・3

もったいぶっていても仕方がないので、種明かしをしたいと思う。
ここ湯本でオキナグサが減った原因のひとつ、
そしておそらく最大の原因は、
「水害が減ったこと」であると思う。

河原から砂が減っているのは、土砂崩れや川が増水する機会が減り、
砂が供給されなくなったためであると思う。
アシが河原に侵入してきているのも、同じ理由で説明できる。
流木もしかりである。

【ちょろ松】
ちょろ松

なぜ水害が減ったか、ということは説明するだけ野暮だとは思うが、
鶴沼川の上流には羽鳥ダムができ、小さな枝沢にも砂防ダムがある。
人々の財産を守るため築かれたこれらの施設によって、
以前に比べて劇的に水害が減ったのである。
これは湯本だけの話ではなく、日本全国で言えることだろう。

水害のおそれが減り、安心してくらせるようになった代わりに、
急激に姿を消していった植物がある。

人間の生活と自然。
これを両立するすべは、どこにあるのだろう。
本当に難しい問題だが、絶対にここから目をそむけてはいけない。

おわり
 

福島県天栄村 湯本地域でオキナグサが減った理由・2

鶴沼川とその環境の、この数十年の変化は、ほかにもある。
以下は、いずれも聞き取りから得た情報である。

昭和30年代まで、この地域では薪がもっとも一般的な燃料だった。
しかし、中には薪を採れる山を持っていない家もある。
そういう家では、毎年何回か起こる大水で、
鶴沼川を流れてきた流木を薪にしていたという。

しかし、最近ではそのような流木が流れてくることはほとんどない。

【海の見える丘】
海の見える丘

また、魚が減ったという。
魚が減ったことは、釣りブームによって減ったということも考えられるが、
そもそも魚がつくような深みが減り、全体的に川が浅くなったという。

私は、これらの変化とオキナグサの減少が、
まったく無関係だとは思えない。

つづく
 
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